On the Mat（オン・ザ・マット）

わたしはヨガが大好きです。

ヨガに出会えてよかったって本当にそう思う！



ヨガを始めて16年、ヨガの講師になって10年、

ヨガを伝えるこの仕事はとても楽しいけれど、

ヨガを自分で練習するのがなにより好きなんです。



それを気づかせてくれたのは私のヨガの師、ブライアン・ケスト


だから毎年、LAに行き、ブライアンのクラスを受けているのです。



世の中には素敵なヨガの先生がいっぱいいます。

ヨガの勉強を始めた頃は、いろんな先生のヨガを受けまくって、

どんな先生がいるのか、どの先生が自分に合っているのかを

探してばかりの時期がありました。



そしてブライアンに出会いました。

クラスを受けた瞬間に、すぐに

この人だ！！！！！！！！！！

と確信をしました。



もともとパワーヨガを練習していた私は、

パワーヨガの生みの親、そしてアメリカでパワーヨガを広めた

第一人者であるブライアン・ケスト！という名前を見て

これだ！と思って受けたのだけれど、

レッスン中に話すブライアンの言葉が

とてもすんなり私の中に入ってきて

この人しかいない！と思いました。




どれだけアサナ（ポーズ）が綺麗にできるかを強調するのではない。

頭から抜け出して身体から感じろ。

パートナーを思うように自分のカラダを扱わないとただのエゴだ。

自分で自分のカラダをマッサージしてケアしてあげなきゃ。


そんなことをレッスン中に沢山話してくれます、




そしてこんなことも。

日々の生活で何事に対しても落ち着いた姿勢で

立ち向かえる心の強さを手に入れることが目的なのだ！



パワーヨガのパワーって、

心の強さのパワーって意味なんだなーって思いました。

強さの中に穏やかさや優しさがあって、

人生で学ぶべきことが、ブライアンのヨガに詰まっているんだなーと

心の底から感じました。

そんな先生に出会えた私はラッキーだな。



その教えを、私も私のクラスに来てくれる方たちに

伝えていきたい！と思ってレッスンをしています。



ある日私はブライアンに言いました。

私はあなたのヨガが大好きで、

そのスタイルを私のホームタウンで伝えていきたいの、と。

そしたらブライアンは、

それは違う。僕から学んだことを

きみのスタイルで伝えていけばいい、と。



私たち人間は、身体も顔も骨格も違う。

感じ方も違う。個性がある。

ヨガの真髄は見失なわないように

私のスタイルでヨガを伝える。

私が経験して感じたことを伝える、

それが大事だと。



私の伝えるヨガは、ブライアンのヨガがベースにあって

そこに私自身の体験や経験がたくさん詰まっています。


ヨガを練習することも、伝えることも

どっちも楽しいと感じられる環境にいられることに感謝します。


毎回新たな気づきを与えてくれるブライアン。

だから毎年LA にブライアンに逢いに行っちゃう。





私がブライアンを好きなところ、

これ、結構大きい。

マントラを唱えない。OMを唱えない。

ヨガポーズをサンスクリット語でいわない。

ヨガのクラス中とプライベートの声のトーンや話し方が変わらない。

ヨガっぽい綺麗な言葉を使わない。
（むしろ汚い言葉を使う）



あまりエクササイズっぽい感じだとヨガじゃないし、

ヨガヨガしてる先生だとなんだか引いちゃうし、

非現実っぽい話されてもなんかねーだし、

とにかくブライアンは普通なの。

でも、その中に愛が溢れる言葉がいっぱい。

ふつーに日常を生きてる私たちが

現実から離れないでこの世界を生きていくための

大切なことを教えてくれる。




素敵だわ。ブライアン